みとり期

日本の病院を辞めてから、始めてこちらで受け持ちの患者を看取る。

こちらでは、そろそろお亡くなりになるという患者には、看取り期のケアが確立されてて、
家族に確認してから、モルヒネの持続ポンプをつけ、
あとは体位交換、航空ケア、痛み、呼吸状態によっての安楽にするための
注射ぐらいで、点滴、呼吸器、他治療は一切しない。
バイタルサインもチェックしないし、カルテもチェック項目だけで、最低限のことしかしない。

先日はこんな見取り期の患者が9名中、2名いた。

その中の男性の奥さんは一度面会に来ていた。
苦しくなさそうなのはすごくいいけれど、やはり悲しいと涙した。

亡くなってから電話したが、生きてる時の思い出のままがいいから、亡くなってからは
もう面会したくないといった。

日本では、いかに家族に死に目にあってもらえるか、すごくがんばっていたような気がする。
状況にもよるけれど、看取り期は家族にも身内の死を受け入れる時間にもなるし
患者さんも苦しまなくていいので、すごくいいシステムだ。

看取り期の援助、これからいろいろありそう。
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by noranorabrighton | 2012-04-09 16:39 | 職場 | Comments(2)
Commented by naoko@丸亀 at 2012-04-10 21:52 x
のろさん。 イギリスのシステム、というか文化、関心するわぁ。成熟している社会だね。そういえばスイス人の友達が、以前似たようなことを言っていた。仲良くしていた友人が亡くなった時に、その事実を自分で受け入れることができるようになったら、お墓参りに行くって。それまでは、行けないって。 
のらさんの、情報興味深く読んでるよ。
Commented by noranorabrighton at 2012-04-12 15:57
なおちゃんへ

こっちで困ることもおおいけれど、日本でまねしてほしいことも多いよ。
でも文化だからね~。なおちゃんは日本に帰って大分たつけど、不便なこともまだ感じること多いのかな?年末日本に帰るから、また会えたらいいな~。かこりんから、日本であったこと聞いたよ。そちらもお仕事がんばってね!
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