クリスマス時期の看取り期

職場では見取り期の患者さんの受け持ちが続いている。

昨日は、2週間前に我が病棟から退院した患者が、状態が悪くなり入院し、
看取り期看護となっていた。

以前の入院では、奥さんが毎日訪れて、食事介助もしてくれて、甲斐甲斐しく介護していた。

50代後半からパーキンソンを発症してからの長い闘病生活だった。


看取り期、「end of life care」という段階をDrに説明されて
家族も今の状況を受け入れていた。長い闘病生活から早く解放してあげたいという気持ち
大きいという。
それでも
「せめてクリスマスを一緒に祝いたかった、でもこの状況ではかなわないのは
わかっているけれど。彼は本当にいい夫でいい父親だった。」と
痛み止めやらの24時間持続皮下注射も始めた。
点滴も流動食もいかない。

口腔ケアと体交、痛み止め、鎮静剤ぐらい。

娘さんがちょっと外出して、帰ってきたらトナカイさんやら、サンタさんやらのぬいぐるみの
おきものやら買ってきて、クリスマス仕様のお部屋になっていた。(たまたま個室に利用)

「今日は泊まって、夫のそばにいる」と娘がお泊り道具、寝袋とかもってきた。
家族でここまで用意してくるのを始めてみた。

私がいままで必死でリクライニングチェアーとか病院内で家族のために探してたりしたけど
今度は家族に泊まり用具もってきたら?と提案してみよう。

仕事が終わってから、とにかく切ない気持ちでお家に帰ったのだった。
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by noranorabrighton | 2015-12-02 18:57 | 職場 | Comments(0)
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