トイレの洗面所で一緒になった同僚がこそっと私に言いました。
「知ってる?リチャード(同僚の40代のケアアシスタント)が元旦から女性になるんだって。」
「へ??」一瞬何をいってるのかよく理解できなかった。
性転換ですね。
こちらではゲイ、レズ、バイなどのセクシャリテイはとってもオープンだし、数年一緒に働いてて彼がそうなるべき方とはまったく知らなかったことにまずびっくりした。
日本だと、男が女になって!?見たいな混乱が先にくるのだろうけど。
特に彼は、女性になるのが想像できないほど、こんなこと言って悪いけど、ちょっとオヤジ入って、まったくフェミニンさを感じないのです。
どう変わるのか??今からちょっとわくわく?です。
そういえば働き出した時も同じようなことがありました。
婦長さん「皆、集まって~、ちょっと伝達したいことがあるので。牧師さんの(病院には教会がある)クリスさんが、来月からクリステイーナになりますのでよろしくね。」
英語ももっと自信がなかった時です、話の内容がすぐに理解できませんでした。
なぜクリスがクリステーンに??
男性であった時の姿は知らないものの、彼女になった時に一度廊下ですれ違い、長身で牧師さんのネックカラーをつけて、長いスカートをはいた方を見て、ああ、この方がクリステーンさんなんだ、と婦長さんの言った意味がようやく理解できました。