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久しぶりのよれよれロングデイ

派遣ナース、新人ナースといつも勤務が一緒なので、大変な部屋もちは覚悟しているが、
先日は久しぶりに、1日中バタバタした。

8人受け持ちの4人退院、3人入院。
もちろん、毎日、全員の清拭、シーツ交換もある。
ペアになるケアアシスタント、新人。
知らないことも多く、フィリピン人だけど、なれた人だと聞かないことを
バンバン聞いてくるので回答、指示も大変だった。

一人はバリウム検査。オール介護、糖尿病。
絶食で点滴あり。
ストレッチャーで検査に向かうも、車椅子に座らせてくださいと帰ってくる。
寝たきり状態なので、無理だろうと、検査は突如キャンセル。

一人は103歳の老人、大分、元気になって、退院に向けてのアセスメントを
他部門から受けていた。

一人は透析患者。
いつも10時ごろに透析に行かないといけないのに、臨時の患者が入ってので
4時過ぎに移動。
便器のトイレ介助数回あり。

一人は退院10時予定。
早めに清拭、認知症なので、着替えさせるのも大変なので、介助に二人必要。
退院の薬はあったが、ケアラーさん用のチャートが不足だったので
薬剤師に催促。退院サマリーやら、手紙類の用意。
家族付き添いでトランスポートに乗るので、家族もやってくる。
薬の説明。
訪問看護ナースに便通のチェックをしてもらうよう電話連絡(これもつながるまで時間がかかる)
奇跡的に10時にトランスポートがやってきて、退院。

一人は認知症で、肩の骨折でサポートをしている。この方は、ケアアシスタントがオムツなど
チェックしてくれたので、あんまり手がかからず。

一人は老人ホームに2時に退院予定。
退院の処方もされていないので、Drに催促。
そして薬剤師に催促。
退院サマリーやらの書類の用意。
彼女は3時半ぐらいにトランスポートがやってきて、退院の薬も手に入って、スムーズに退院。

一人は自宅に2時に退院予定。
退院の処方もされていないので、Dr、薬剤師に催促。
ブリスターパックが用意されたが、まさかの1時半でDrの薬変更で
薬はまた薬局に返却。
5時の訪問ケアがまっているので、いちおうケアラーの電話をソーシャルワーカーに聞いておく。
トランスポートを3時半に変更。
薬はまにあうが、トランスポートが4時半にやってきた、彼らによると
家には5時半につくらしい。
ケアラーに遅くなることを伝える。
訪問看護ナースに、キャセター(おしっこの管)ケアを頼む電話をする。

一人は躁鬱もちの肩骨折で、肩のサポートをしている。
昨日、リハビリ病院に退院予定だったが、トランスポートが来た時点で拒否、昨日は行けなかった。
そして、本日は娘を呼んで、トランスポートに一緒にエスコートして移動してもらうことになった。
娘は9時に3時間かけてきたのである。
忙しいので、隣の病棟秘書がトランスポートを予約してくれた。
11時出発予定。
1じになってもトランスポートはこない。
主任が連絡するとあと30分ぐらいで来る、といわれる。
3時半ぐらいなっても来ない。
また連絡すると、なぜか予約されたのは明日だという。
主任交渉して、プライベートタクシー1時間以内にまわすっと言われる。
患者も、娘も情緒不安。
肩も痛いし、エキストラな痛み止めをくれだの、泣いたりだの。

4時過ぎの時点で、私がトランスポートに電話。これがなかなかつながらないので、イライラ。
つながって「プライベートタクシーこないんですけど!」っていったら、普通のトランスポートに変更に
なっていて、後10分ぐらいで来るという。

結局5時に来て、なんとか送り出した。

この退院騒ぎの4じから5時半の間に入院患者が順に3人やってきたのである。
これでもかなり忙しかったが、
患者さんたちが割りと落ち着いていたので、よかったが、
重症患者が来てたらどうなってたんだろう。
恐ろしい。
入院の手続き、持ち物のチェック、患者の状態のチェック、皮膚、床ずれチェック。

そして朝、昼、夕の薬の投薬もありまっせ~。
日本と違って、一人づつ処方箋を見ながら、薬を1つずつ出して用意していくんです。
朝なら投薬、内服介助だけで8時から9時半。
お昼は12時半から1時半。
夕方は5時半から6時過ぎまでかかります。
点滴、抗生剤の注射も合間に入ります。

12時間半労働でトータル30分の休憩しかとれず、
すべて上記の事がいろいろと同時進行。
そして、止まない電話の応答。
Dr、他部署のやり取り。

患者サイドにいるのがなかなか難しいです。
これがイギリスナースの現状。





by noranorabrighton | 2018-10-13 18:50 | 職場 | Comments(0)
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